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フージーズ
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| フージーズはローリン・ヒル、ワイクリフ・ジーン、そしてローリンの従兄弟のプライズの男2人、女1人から成る3人組のR&B/ヒップホップグループ。1994年にアルバム「Blunted
On Reality」でデビュー。同96年、アルバム「The
Score」で人気を決定付けるが、このアルバムを最後に現在は活動を休止、現在は事実上解散したといっても過言ではない状態である。活動休止後、それぞれソロ活動を行っているが、同98年にローリン・ヒルがソロデビューアルバム「Miseducation
Of Lauryn Hill」をリリース、全世界で1200万枚の売り上げ、グラミー賞では女性史上最多の5部門を受賞する快挙を成し遂げている。
ここで紹介するのは全世界で1800万枚以上のセールスを記録し大ヒット(日本では40万枚の売り上げ)、グラミー賞でも2部門受賞した、1996年発表の彼らの2ndアルバム。個人的な見解だが、ものすごくまとまりがある、完成度の高いアルバムである。1曲目のRED INTROを通して、2曲目のHOW MANY MICSからアルバムはスタート。HOW MANY MICSは独特のフロウとトラックで歌われるラップソングだ。3曲目のREADY OR NOTではサビでのローリン・ヒルが "READY OR NOT, HERE I COME〜"と歌う歌声が響き渡り、アルバムの序盤には非常にふさわしい曲だ。アルバムの中でもハイライトになる曲の1つである。4曲目のZEALOTSはHOW MANY MICSと同じ雰囲気の曲だが、3人それぞれの魅力がしっかり詰まった曲だと思う。5曲目のTHE BEASTは個人的にはあまり好きな曲ではないが、6曲目のヒットシングル、FU-GEE-LAが素晴らしい。ティーナ・マリーのOOH LA LAという曲をサンプリングした曲なのだが、タイトルから感じる通り非常に彼ららしい曲だと思う。アルバムの最後にはボーナス・トラックとしてリミックスが3ヴァージョン収録されている。ちなみに、このFU-GEE-LA、自分はレコードも所持しているほどのお気に入りです。7曲目のFAMILY BUSINESSはすごく落ち着いた雰囲気のラップソング。そして、8曲目のKILLING ME SOFTLYへ。この曲を聴いてローリンの歌唱力を実感。ロバータ・フラックのバラード・クラシックのカヴァーで、元から名曲として知られているのだが、ローリンはその壁にも負けていない。本当にうまい。9曲目はタイトル曲のTHE SCORE。この曲はトラックが良いと思う。10曲目のTHE MASKは前半あったHOW MANY MICSやZEALOTSと似た雰囲気の曲。フージーズらしい1曲だと思う。11曲目のCOWBOYSはひとつ前のTHE MASKに比べると印象が薄い。12曲目のNO WOMAN NO CRYはボブ・マーリーの名曲のカヴァー。この曲は元のボブ・マーリーの曲が大好きなのだが、ここではワイクリフがリリックも少し変えて歌い上げる。やはり、ものすごく良い曲だと思う。アルバムの後半に持ってきたのは正解だろう。13曲目のMANIFESTはOUTROも含まれているので一応アルバムの締めの曲。このアルバムの中では一番ハードコアヒップホップの雰囲気のある曲で力強さを感じる。そして、上に書いた通りボーナストラックとしてFU-GEE-LAのリミックスが3曲と、そしてMISTA MISTAという曲が収録。そのMISTA MISTAはリリックには汚い言葉が出てくるのだが、ゆっくりしたメロディーでそのギャップが好きだ。また、FU-GEE-LAのリミックスではリリックに"一番"という言葉が出てくるので、個人的にはそこも注目です。 全体を通して、96年発表なのに落ち着いたクラシックな雰囲気が漂っている。サンプリングあり、カヴァーあり、と非常にバラエティにも富んでいる。R&B/ヒップホップのアルバムは曲調が似てしまうので、最後まで聞いても後半の印象が薄い、ということが良くあるのだが、このアルバムは曲数も少なめにまとまり、上に書いたとおりバラエティに富んでいるので非常に聞きやすいアルバムだと思う。雰囲気も落ち着いているので、どの世代にもオススメできる一枚です。ローリンの歌唱力をはじめ、彼らの実力は本物です。事実上解散してしまっているのが非常に惜しい。なので、このアルバムは流行に関係なくよく聞いています。 |
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| (K-ta) |
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